希望ナンバーのとり方
自動車の登録に関する知識などない方が、必要に駆られてやむにやまれず、手続きをしなければならなくなった時の困ったを解決するページの『希望ナンバー取得編』です。
最近では一連ナンバー(陸運局が自動で選んだ番号)での登録はせずに、購入時に車屋さんで希望番号を聞かれてそのまま希望ナンバーで納車される事が多いので、なかなか自分で取得する機会も無いと思いますが、ご当地ナンバーに変えてみようかな?と思った時にでもこの記事で確認していただければと思います。
手続きの流れ
希望番号を入手する手続きには、『管轄する陸運局の窓口に行って直接申し込む方法』と、『インターネットで番号予約してから窓口で受け取る方法』の2パターンがあります。
希望番号を取得出来るのは、自家用登録自動車・事業用登録自動車・自家用軽自動車です。
(残念ながら現時点では2輪車希望ナンバーの取得ができません)
直接窓口に行って申し込む方法では、希望番号に空きがない等の理由で取得できないこともありますので、インターネットで予約をとってから手続きする方法をこの記事では説明させていただきたいと思います。
まずは、一般社団法人全国自動車標板協議会が運営する、希望番号申込サービスのページにアクセスします。
⇒https://www.kibou-number.jp/html/GCAA0101.html
自分が取得したいと思っている番号が抽選対象希望番号になっていないかどうかを確認します。
地域によって対象となる番号が変わりますので、下記URLで自分の地域と登録したい車の種類を記入すれば対象番号が表示されます。
⇒https://www.kibou-number.jp/kibou/general/index?__next=GCZA0101&__route=CZA01
抽選対象希望番号の場合は、その番号を希望する人がたくさんいるという人気の番号なので、まずは抽選に申し込みをして、当選した人のみが取得することが出来ます。
どうしても人気の番号にしたい場合は抽選が当たるまで何度でも挑戦するしかありません。
始めてお申込みをする人は、下記画像を参考に、新規申込のボタンからエントリーしましょう。
個人情報の取り扱いについて同意をしてから申込フォームへ!
申込フォームへ進むと、主に申請者に関する情報である以下の内容について入力を求められるので丁寧に埋めていきましょう。
- 氏名又は名称(全角カタカナ)
- 電話番号(半角数字)
- メールアドレス(半角英数)
- パスワード(半角英数字の組み合わせ)
- 希望するメールの受信形式の選択
申請者の情報を登録したら、次は車の情報を入力していきます。
- 自動車の種類(自家用登録自動車・事業用登録自動車・自家用軽自動車)
- 自動車の状態(ナンバープレートの有無等の現況)
- 使用の本拠(単純なナンバー変更のみなのか、他に登録内容を変更する項目があるのか)
- 自動車情報(現在の車検証に記載してある情報・車台番号等)
- 希望番号(自分が取得したいと思っている4ケタの番号)
- 支払方法
- 最終確認
- 申込受付
ここまで全ての入力が終わってようやく予約申し込みが完了となります。
申込完了のメールが届きますので、そのメールに記載された支払期限までに手数料を納付します。
その後、入金確認メールが届きますので、そのメールに記載された交付可能期間内に陸運局へ行って、申請手続きを行ないます。
入金したからもうオッケーだろう!と先走って陸運局へ行っても希望番号のナンバープレートですぐには交付を受けられません。
特に、東京オリンピックプレートやラグビーワールドカッププレートの様な記念プレートや、今はやりのご当地プレートは特に交付されるまでに日にちがかかります。
交付可能期間はしっかり確認してから陸運局へ行くようにしましょう!
陸運局へGO!
ナンバープレートを取り付けたい車に乗って管轄の陸運局へ行き、『自動車標板交付』と書かれている窓口へ行きましょう。
窓口付近に置いてある機械で予約番号を入力してQRコードを発行し、窓口で希望番号予約済み証を受け取ります。
QRコードは、インターネットで申込を行なったページで、入金確認後は『申込状況照会』から事前に印刷しておくこともできます。
あとは、申請窓口の方で番号変更申請を行ない、新しい車検証が交付されたら税事務所にも番号変更した内容を申請すれば、希望番号のナンバープレートを受け取ることができるようになります。
番号変更の申請方法については、こちらの記事をご参照ください⇒『番号変更』
交付手続きが全て完了すれば、希望番号予約済み証を受け取った窓口でいよいよ希望番号のナンバープレートを受け取ります。
番号に間違いがないことを確認し、たいてい職員さんから「本日お車乗ってきてますか?」と聞いてくれるので、「はい!乗ってきてます!」と答えると、「封印をしますので、プレートを取り付けて待機していてください」と言われます。
プレートの取り付けにはドライバーが必要ですが、窓口で借りることも可能です。
プレートとともに封印キャップの取付金具を渡されますので、後部のプレートを取り付けする際に金具を一緒に取り付けて待機しましょう。
数分後には、職員さんが車まで来てくれますので、車台番号を確認し、封印キャップを取り付けてもらえば完了となります。
プレートはつけたけど封印キャップを取り付けてもらわずに帰ってしまうと、道路交通法違反で処罰されるので、勝手に帰らないようにしましょう!!
抽選対象希望番号の申込方法
以上が、初めて希望ナンバーの申込をする際の手続き方法でした。
ここでは、希望番号が抽選対象番号で、初回申し込み時に抽選に外れてしまった場合の2回目以降の申込方法について解説します。
月曜日に抽選が行われますので、毎週日曜日の夜21時までに抽選申し込みをしましょう。
申込ページから、抽選再申込を選択します。
初回申請時に登録したパスワードと希望番号を入力すれば、確認画面になりあっという間にエントリー完了です。
再申し込みが可能な期間は落選後から1週間以内(次回抽選だけが対象)となるため、その抽選にもハズレてしまった場合は面倒ですが、もう一度新規申請としてイチから申し込みを行なわなくてはなりません。
まとめ
購入時は車屋さんが希望ナンバーの取得をした上で納品してくれますし、既存の車のナンバープレートを変更したい場合でも、自分でナンバーを取り外したり取り付けることは違法なので、現在有効に登録されている車の変更しか行なえません。
しかも、平日の開所時間に自分で車を運転して陸運局まで行かなければならないとなると、仕事は休みを取らないといけないでしょうし、お住まいの地域によってはちょっとしたドライブ級の走行距離になります。
ご自身で申請に行くことになるような機会は少ないかと思いますが、お住まいの土地にご当地ナンバープレートが出来た時などはチャンスだと思いますのでぜひ一度チャレンジしていただければと思います。